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入社してくれると期待したのに・・・ 中途採用の内定辞退を防ぐ方法とは?

|内定を辞退する背景とは?
「ぜひ入社して活躍してもらいたい」と考えていた、期待の応募者から内定を辞退されてしまった――人事にとって、期待していた応募者からの内定辞退はとてもつらいものです。
内定辞退を防ぐために、まずは内定辞退となる背景の例をご紹介します。■条件が合わなかった
勤務地や待遇などの条件を面接や労働条件通知書で詳しく知った結果、内定を辞退するケースです。
特に、求人に記載されている給与や勤務地などが「月収XX~〇〇万円」「勤務地:全国」など幅広かった場合には、選考や内定時に提示された条件が希望と合わなくなることもあり、その場合辞退される可能性も高くなります。■選考中にギャップを感じた
選考中の面接官の言動、説明された仕事内容、職場の雰囲気など、面接を重ねるうちに応募企業への評価が下がっていったということも考えられます。
求人や採用ページなどに魅力を感じていたものの、「会って話してみたらちょっと違った…」ということは珍しくありません。■他社で内定が出た
他社にも応募しており、面接で受けた印象や提示された労働条件を比較した結果、内定辞退となるケースです。
多くの求職者はできるだけ内定時期を揃えて、比較検討したうえで転職先を決めたいと考えます。
自社で評価が高かった人材は、他社でも評価が高いと考えましょう。

|内定辞退を防ぐ3つの方法
内定辞退を防ぐ手段に労働条件の見直しなども考えられますが、すぐに労働条件などを改善するのは難しいものです。
そこで、人事担当の方が着手しやすい3つの方法についてご紹介します。■求人や選考の早い段階で具体的な労働条件を提示する
応募の母集団を増やそうとして、年収や勤務地などの範囲を広げて良い面だけを強調すると、選考中にミスマッチが生じて内定辞退につながります。■面接や条件面談で疑問を解消するように働きかける
選考中に応募者がギャップを感じたまま内定辞退に至らないように、面接では疑問や不安な点がないか、丁寧に確認をしましょう。
特に求職者側から待遇について確認するのは遠慮してしまうものです。
内定前に条件面談を設定し、事前にその旨を伝えておくのも有効です。■選考のスピードを上げる
選考に時間がかかりすぎると、先に内定をもらった企業に決めてしまう可能性が高まります。
オンライン面接を実施している企業も多く、面接日程の調整がしやすくなっているので、選考スピードが遅いと他社に先を越されてしまいます。
特に、採用が難しいポジションの場合は、求職者とのやり取りのスピードを上げ、選考時間もできるだけ短くしましょう。

|最後に
内定辞退は一朝一夕で解決するものではありません。
労働条件、面接対応、選考スピードなど様々な要因が含まれます。
他社よりも劣位になっている部分や、十分に対応できていなかったりする点を洗い出していき、一つひとつ改善していきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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